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愛の嵐

第33章 心の関×心の緒=心の春

雅「何でそんな事に?!近親はマズいって言ってたじゃないか!」

翔は少し考える素振りをして俺を見据えた

翔「お前逃げ過ぎなんだよ。普通に逃げればいいものを、お前の逃げ方が気に入らなかった」
潤「まぁ、俺はその辺りは気にしないけど、和の本気に胸を撃たれたって感じよ」

真剣な二人に臆してしまう
沈めたはずの想いを引きずり出される

翔「俺らも本気だからお前も覚悟しろよ」

ニヤリと笑う翔に悪寒が走る
潤に助けを求めようと視線を送ると
首を横に振って拒否されてしまった

潤「諦めて和の物になんなって」
雅「ちょっと待てって!そんな簡単に言うなよ~」

マジ泣きそうなんですけど
これって逃げられないんじゃ?

翔「ちょうど女関係も清算した事だしね♪」

いやいや、そんなつもりで清算したんじゃないんだけど

潤「何かあれば俺らが助けるって!」

だったら今助けてくれよ
俺より何倍も上手の二人に適う訳もなく
ただただ混乱する頭を抱えるしかなかった

翔「これだけ追い詰めれば大丈夫かな♪」
潤「ドSな翔も嫌いじゃないなぁ♥」
翔「もぅ♡優しい潤が大好きだよ♪」

学校サボっていちゃいちゃするなら
今すぐ帰れ!

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