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月の綺麗な夜に

第12章 月の綺麗な夜に

「うわぁぁぁああ!!!!



すっご――――いっ!!!」




夜空を眺めて思わず大絶叫。


今まで生きてきて幾度となく夜空を見上げて来たけど、今までの夜空は何だったんだ!?て思ってしまう。




「ね?言ったでしょ?」



後ろから流星の声がして、興奮気味に流星の傍へ歩み寄る。




「マジで凄いね!!
向こうじゃ薄らと星が見えるくらいだったのに、広島じゃ星がはっきり見える!!」



「でしょー。星座も見つけやすいと思うよ?」




うん。




「それは別かな。」



「は!?何で?!」









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