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月の綺麗な夜に

第12章 月の綺麗な夜に

流星の唇が触れた個所が熱を持つかのようにカァーと熱くなる。



流星はそんな私をふわりと腕の中に包み込んで優しく頭を撫でながら




「そういえばさ、雫月ちゃんブルームーンの願い事、何にしたの?」


「‥へ!?」


「いや、何にしたのかなぁーって‥」


「は?言うわけないでしょーが。」


「それ、叶ったの?」


「‥・・内緒。」


「何で?!ケチ過ぎでしょ。」





ブルームーンの願い事?






叶った‥のかな?






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