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占いの館【YES∞NO】

第5章 快感無知彼女



『彼と…エッチしても…
気持ちよくないんです…

始めての相手なので…私自身も…ど〜したらいいかわからないし…
彼に、もっと気持ち良くなりたいって言ったら…

“女なのに何言ってるの?”って感じで…』




アダムとイブは私の恥ずかしい話を真剣に聞いてくれた…



『私…不感症なのかな?とか…女がそんな事求めちゃダメなのかな?って…
Sexが…嫌になりそうで…』



「はぁ〜…
志穂ちゃん…それは、彼氏が悪いね
自分勝手なエッチを志穂ちゃんにしてたんだよ…」


『そうね…
女を性処理の道具にしてるのと一緒だわ…』



イブは席を立つと…
私の肩に手を置いた


『志穂ちゃん…ここの占いの館はね…
志穂ちゃんの悩みを解決してあげる事ができるのよ?その、バカな彼氏に“お仕置き”をしながら…』



耳元で囁きながら…イブは私に彼に“お仕置き”をすると言う…



「自分勝手な彼氏に…
お仕置きを望むなら…
あの、黒いカーテンを潜って」

『お仕置きを望まないなら…赤いカーテンを潜って?』


目の前に…
二色のカーテンが現れた…



『「YES?orNO?」』




両耳に二人の声がハモり響く…




自分勝手な…裕司…


薄々…イライラはしていた…



今の現状を打破したかったのは確かだ…




私は…戸惑いながら…




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