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キミが好き!

第16章 君からの告白

「明、ほら見ろよ。」


目を開けたその先には、きれいなイルミネーションがキラキラ光っていたのだ。



「わぁ…すごいきれい…」



私は感激だった。今まで見たことは、あるがいつも自分の庭でそういうことをやってくれたから…



「桐島くん…ありがとう…めちゃくちゃいいものって、これだったんだね!」


「おう!まぁな!」



「私のために、ありがとう!」


私の横を歩く桐島くんに、お礼を言った。



「私ね、恋愛とかしちゃいけないって親に子供の頃ずっと言われてたの。本当につらかった。でもね、辛いって言う気持ちはもうないよ。桐島くんに励ましてもらったし、相談できる。だから、もう一人で悩まなくてすむの!」



素直に笑顔で、私は話した。


「こんな俺でいいなら、別に…なぁ、明…」



「ん?何?」



桐島くんは、私を見つめてきた。



「俺は、明が好きだ。」



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