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ずっと好き

第1章 新学期

栗色のふわふわをツインテールにした髪の毛をゆらし花音はくすくす笑う





「おはよ!って、もーびっくりしたじゃん!」





「優の驚いた顔さいっこーぷぷぷ」






変な笑を浮かべるかに私はほっぺを膨らませた





「いやーそれにしても、あんたがこの名門、花宮高校に合格するなんてねえ…ぷぷぷ」






「しっ失礼なっ」





膨らませた口を戻し、私は花音の言葉にとっさに言い返す





でも…花音の言葉は間違っていないからなあ





だってこの花宮高校は





私の成績で来れるような学校ではなかったから





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