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玩具遊び

第2章 マッサージ機で‥‥。

「その前に遊んでからな」

ちょっと笑うと、
太輔先輩はベットから離れ、
あたしに来て、と合図をした。

あたしはなんだろう。と思いながらも
太輔先輩についていく。

ガチャ…

開くと、ちょうどベットの目の前にある部屋だった。

「ここは?」

「知りたい?」

あたしは頷いた。

「だーめ。それは試してから。」

いじわるそうに笑った。
これからなにされるんだろう。という気持ちが沸き上がってきた。

「そこに座って。用意するから待ってろよ」

太輔先輩にそう言われ、専用のイスに座らされた。

そして肝心な太輔先輩はその部屋から出て行った。

「はぁ…」

と、静かな部屋でため息を漏らす。

今日は色んな事があったな。
まさか部活であんな事されるなんて…

でも玩具ってなんなの?
未だによくわかんないけど
使った時何かにたどり着くような
感じだった。
あの感覚は今までになかった。

そんなふうに今日のことを思いだしていると…

ガチャ…

「何、ボーっとしてんの?
今日の事思いだしてた訳?」

顔が、かあああと赤くなるのが分かった。

「べ、別に、…っ」

それでバレた。

「正直に言わねえと、お仕置きするぞ?」

口元を少し上げ笑った。

「お仕置き?」

「そ、お仕置き。」

お仕置きってなんだっけ?

「お前ってさほんと純粋な。
一緒に居て飽きねえし。天然だから、な?」

褒め言葉なのか、からかっているのかどっちなのかよくわからなかった。

「で、寝る前にお仕置き、な?」

「な?」が、あたしには弱い。

「ま、教えてやるから」

その後太輔先輩は小さな機械を持って来た。

「そのイスは普通のだから、ただ押し倒せるだけだからね。」

「あ、はい。この機械は?」

太輔先輩はあたしが乗っている、イスを倒しながら質問に答えた。

「んーお前に言ってもわかんねえから、とりあえずアソコに当ててみ。」

言われた通りに、スカートを自分で上げて当ててみた。



だが、なんにも、なんない。

「太輔先輩、なんにもなんな…っ」

その時、振動がきた。

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