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愛しの茉莉亜

第5章 綾

僕は久しぶりに部室に足を向けた。


先日撮った写真を焼く為、暗室を使いたかった。


「おお~優、久しぶりじゃん。おまえ、生きてたのかよ!」


明るい声で田島先輩が声をかけてくれた。


「すみません、ちょっと忙しくて…」


僕が答えると


「女にだろ」


っと悪戯っぽく言われ、図星だったので少し照れくさかった。



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