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４時４４分


キーンコーンカーンコーン


みらい｢チャイム…？｣



裕太｢チャイムなんて、なるはずないよ！｣



みらい｢でも、今!!｣



｢キャー！！！｣



みらい、裕太｢！！｣



私たちは、悲鳴がする方へ走る。


廊下は血まみれで、おんなじクラスのみんなが倒れてグチャグチャになっている。

そこには…

みらい｢！｣


裕太｢ゆっ勇気！？｣


みらい｢勇気…なっなにしてるの…？｣



勇気｢あ～あ！見られちゃったか～？｣



勇気の笑いは、恐ろしく今まで見たことない笑い顔だ。



裕太｢お前！何をしてんだよ！！｣


勇気｢ふっふはははははは!!｣


みらい｢何がおかしいの？｣




勇気｢ただ、人を殺してるの。｣




不気味な笑い顔で、私たちにほほ笑む。




裕太｢どうしてこんなことを！？｣




勇気｢それは、俺から逃げられたらわかるよ。｣




勇気は、ニヤッと笑う。




勇気｢これから、最終章にしてやるよ。俺から、逃げてみろ。見つけたら、殺す。｣



みらい｢なに言ってんの…？｣




勇気｢さぁ！はじまりだ!!｣




笑いながら、私たちに向かって走ってくる。



私は、怖くて動けない。



裕太｢何してんだ！行くぞ!!｣




私は、裕太に手を握られながら走って逃げる。




これから、最終章が始まったのだ。