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ノロイノウラサイト

第2章 ノロイノウラサイト死亡者1

彩乃「ねぇ…みらい!!」


みらい「どうした?」


彩乃は、走ってスマホを持ってきた。


彩乃「実はね、こんなの見つけちゃって…」


私にスマホの画面を見せた。


真っ黒な画面に、ノロイノウラサイトと赤い字で書いてある。


みらい「なに…これ?」


なんか、寒気がした。


彩乃「ん?これね…この学校の裏サイトなんだって!でね…」



みらい「ノロイノウラサイト?」



スマホの画面をスッと指で動かしながら、

彩乃「あ、これこれ。」


私に見せてきた。


その画面には、
「並木ななってマジうざい。誰か殺して(笑)」


と、悪口が書いてあった。



彩乃「なんかね、ここに悪口をかかれた人は必ず死ぬんだって!」



みらい「そんな簡単に殺されないっしょ?そしたら、クラス全員死んじゃうじゃん(笑)」



怖くて信じたくなかった。



彩乃「でもさ…」



みらい「この話は、おしまい!ね?」



彩乃「あ!みらい!!」



私は、ウラサイトなんて興味がなかった。



裕太「よ!!みらい!!」



後ろから裕太が、話しかけてきた。



裕太は、私の彼氏。
結構なイケメンで、有名なカレカノとして言われてる。




みらい「ねぇ?裕太。」
裕太「ん?」
みらい「ノロイノウラサイトって知ってる?」
裕太「あぁ~。あれ?知ってるよ。」
みらい「あれに書き込まれたら、必ず死ぬんでしょ?」
裕太「…まぁ、噂だから。」
みらい「うん。ななちゃん…書かれてたからさ…」
裕太「マジで!?結構いじめられてたからな…」



私たちは、しばらく話した。


キーンコーンカーンコーン


チャイムがなった。


クラスに戻った。






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