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刻々と…

第1章  6年目


ピピ…ピピピ…


目覚ましのアラームが鳴る

6:30だ…
起きなきゃ

冬の空気が部屋を満たしているなか
カーテンから朝日が差し込んでて

布団の中で少しまどろむ




(今日も寒いんだろうな…布団出たくないな…)



弥生(やよい)は霞がかった頭でそんな事を思いながら
枕元の携帯を開く


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