テキストサイズ

刻々と…

第2章  歯車


弥生はビールを待つ間
店の隅にあるテレビを見ていた


(ラブラブかぁ…程遠いよ…)


「はいどうぞ!」

目の前にジョッキが置かれる


「ありがとう~さて女捨てま~す
お疲れ様で~す」



勢いよくビールを流しこんでいく


あ、あたし完全におっさんだなぁ

でも美味しいからいいの


「弥生ちゃんほんと美味しそうに飲むね!」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ