テキストサイズ

刻々と…

第1章  6年目



(冬のお風呂場嫌い…寒いし…)


お湯を出すと湯気でバスルームは真っ白になった

髪を濡らし
お気に入りのシャンプーで洗って

寝ぼけた頭を覚ましていく

フローラルの香りがツボにはまって
かれこれ三年は使っている

初めて会う人には大抵
「すごいいい香り。シャンプー何使ってるの?」と聞かれる




(卓哉(たくや)…仕事で疲れてるのわかるけど…メールの途中で寝ちゃうんだよな…)


ストーリーメニュー

TOPTOPへ