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偶然からの必然

第6章 ただ、会いたいだけなのに…。

あれから一ヶ月も経過してしまった。


アドレスは交換したけれど、連絡する勇気がない。




会いたい




けれど




私は彼に会ってどうするのだろうか?








考える度、胸が痛くなる。






大事な記憶が私にはない。




身体は好きだと言っているのに、


頭が追いついてない。






懐かしい感じはしても、



誰だかわからない。














そしてある一言が頭の中を駆け巡る。















悠隆は本当に私の彼氏なの?って。

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