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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第44章 思い出

鮫島先輩が大きく両手広げて僕が来るのを待ってくれている

頑張らなきゃ♪!

バシャバシャ♪バシャバシャ♪

河辺がグングン俺を追い抜いて行こうとしてくる

先輩負けちゃう!!

「ほら♪先輩ここだよ♪」

先輩も俺の腕に飛び込んでおいで♪
後少しだよ先輩!頑張って♪

バシャバシャ♪バシャバシャ♪

「鮫島先輩~♪」

僕は鮫島先輩の胸にタッチした

「偉いぞ河辺♪よしよし♪」

頭撫でられて僕幸せ‥

先輩が来た!♪

俺もぎゅっと抱きしめてやるからな♪
来い!先輩♪
両手広げて待った

「‥‥‥‥」

スイスイーっと右に寄れた先輩

「ターッチ!♪」

へ?

「俺の勝ちだ!タイルに手ついたからな♪へっへーん♪」

「タイルに手って‥。ここは俺の腕の中だろ?」

「タイルだろバカ勝負に腕もクソもあるかよ!」

腕もクソもって‥

俺の腕はクソと同レベル?

「鮫島先輩♪」

「河辺よく頑張ったな~♪」

‥‥‥‥‥。

‥‥‥‥‥。

いつまでもイチャ‥つくな!

「いつまで何やってんだ!離れろ河辺っ!」

先輩?

俺の左にいた先輩が湯をかき分けて河辺と鮫島先輩を引き離しにかかる

何やってんだは先輩だろ?

「先輩っ!」

「離せ日高っ!」

僕と鮫島先輩を無理やり引き離そうとする兄さんそれを止めに入る日高先輩

鮫島にくっついて離れない河辺

お前らが風呂でイチャツいたら日高がまたしたがるからっ離れろって!

「兄さんは日高先輩だろっ!」

鮫島先輩は僕のっ!
懇親の力で兄さんを押し払った

「かわ!うっ‥うっうわーっ!!」

押し払われた拍子にバランス崩して後ろに倒れそうになったから身体捻って腕をふりかぶった

「日高君危なっ」

ゴチンッ!!

バッシャーンッ!!
ぶくぶくぶく‥

え?

「なっちゃんが倒れそうになったら日高君が後ろに来るぐらいわかるだろ!」

え?

鮫島が慌てて河辺から離れ俺を押しのけて湯船の中に潜った
ザッバーン!

鮫島に抱きかかえられて上がってきた日高

「河辺入り口にサウナ用のデッカいタオルあるから持って来い!なっちゃんはタオル冷やしてっ!」

僕は急いでデッカいタオルを取りに行った

‥‥‥‥。

「何突っ立ってんだよ!早くしろよ!」

「え!あっああ」

日高が風呂の脇にデッカいタオル弾いた上に寝かされた

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