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。+゚僕は君に恋をした。+゚

第40章 芽生え始めた小さな恋の花

結果‥

高場さん6匹

小野寺さん0匹

俺1匹とワカメが少し


「橘さん釣れやしたね♪」

「はい♪小野寺さん残念でしたね‥」

シュンとした橘さん

頭が‥あの頭が橘さんの頭を撫でた!?

「持って帰って食べてください橘さん(笑)」

笑った!?

恐ろしやっ
恐ろしやっ

「せっかくですし一緒に夕飯どうですか?」

「‥‥‥‥」

俺を見た頭

「気にしないでくだせーっ」

高場さんは遠慮した

「何言ってるんですか(笑)高場さんが一番釣り上げたんですし一緒に食べましょうよ♪ね?」

俺の手を握った橘さん

ガシッ!

「えっ‥『頭?』」

高場さんの手を握った手を小野寺さんが掴んできた

小野寺さんの手によって離された高場さんを握った手

そのまま握ってくれるのかと思ったらすぐに離された手

「帰るぞ‥高場車持って来い!!」

不機嫌な頭がいた

俺何かしたか?

「小野寺さん‥」

あー?みたいな顔で振り向いた小野寺さん

「‥‥‥‥」

怖いっ

ビクッとした俺

「どうしました?橘さん?」

「‥‥い‥え‥」


橘さんに手を握られた高場に嫉妬した

つい感情が表に出てしまって睨みつけてしまった橘さんを‥
慌てて表情を変え優しい口調で話しかけたつもりが遅かった。


車がきたから乗り込んだ黒いBenz


マンションに着き高場さんがビニール袋に入れた釣った魚を運んでくれた

軽いビニール袋だから俺が持ちますって言ったのに小野寺さんが許してくれなかった

「ただいま♪帰ったよ」

誰もいない?

「あっ小野寺さん高場さん上がって下さい」

小魚7匹とワカメ少量どうしよう‥


食パン君に知恵借りようかな?

小野寺さんと高場さんにコーヒーと冷蔵庫にまだ残っていた黒ゴマプリンを出しくつろいでもらったリビング

『このプリンはな橘さんの手作りだ‥有り難く頂け!』

『へっ‥へい!』

頭何かあったのか?
頭の様子が変だった。



コンコン♪

「相ちゃん入るよ♪」

ガチャと開けた部屋の扉

いない?

どうしようか‥


その頃俺と日高はモコモコを連れてアパートの更地に来ていた。

「先輩っゴク!かっ買いに‥いっ行くよっ」

「あっあっあっああゴクッ」

2人拳握りしめて意気込んで買いに行ったアパートの更地

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