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運命の誘惑

第2章 中学3年 秋

携帯の電話帳から【恭 実家】の名前を出して、通話ボタンを押そうとした時。



画面に急に映し出された【好美(よしみ)着信】の文字。



いつも、メールで何でも済ませる好美から電話なんて珍しい。

なんて思いつつも私は何故か心臓がざわざわ煩く騒ぎ始めて。



―――嫌な予感‥。



煩く騒ぐ胸を抑えつつ





「はい?」


『ちょっと愛結。‥いい?落ち着いて聞いてね‥?』


「何ぃ?好美その言い方ぁ~」



なんておちゃらけて見せつつ、表情は固まり上手く笑えない。


バクバクバクバク‥心臓が激しく鼓動する。


思わず生唾を呑み込む。









『恭‥‥。





‥‥死んじゃったって‥・』





















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