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I love sex♥

第12章 癒しの手

五年後…

「まさか悠があの悠くんだったなんて。」

私は幼稚園のアルバムを眺めていた。

まだふっくらしている顔。

切れ長の瞳。

あどけない笑顔。

_________

『僕、大きくなってかっこよくなったら杏奈ちゃんと結婚する!プロポーズするから待っててね!』



「迎えにきてくれてありがとう、悠。」

私は、アルバムに書いてあるわたしの名前をネームペンで書き直した。










〝山本 杏奈〟

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