
狂愛彼氏。
第2章 甘く激しい初体験
「痛ぁぁぁぁ……!!!」
声を漏らせば気を使わせてしまうとは思っていたけど、我慢できなかった。
予想通り龍來はパンパンに張りつめた肉棒を抜こうとした。
せっかく龍來が優しくしてくれてるのに…。
やりきれない気持ちでいっぱい
になった。
涙が溢れる。
「ごめん!そんな痛かったか……すぐ抜くから力抜いて?んな締め付けてたら俺、抜けない」
嫌だ、今日って決めたんだよ。
「抜いちゃダメ!」
私は思いっきり汗ばんだ手で
龍來の腰を引き寄せた。
ヌプッ……ズチャ。
粘着音が響く。
私にもまた痛みがはしり、
ブチッと何かが破れた音がした。
「あぁッ」
龍來も小さくうめき声を漏らした。
その刹那、痛みが快感に変わった。
