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従わない奴隷

第9章 ユウリと姉貴の店

後ろを歩く
ユウリの
ちょっと小走りな
足音を聞きながら
車のドアを開けると


急いで
助手席の
ドアに向かう
ユウリの姿がみえた



ちょっと
オドオドしている

そんなユウリが


かわいかった




黙って
車に乗り込むと

ユウリも
黙ったまま

助手席に座り



また



手を
ぎゅっと

握りしめた





「ユウリ」



「はい」



「コーヒー」





「コーヒー?」






「あぁ

コーヒー飲みたくなった
付き合って
くんねぇか?」










「・・・はい・・」










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