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従わない奴隷

第12章 ユウリと今野


一瞬

俺の血圧が
上がった気がした




最後の


ライキさんと


って言葉は
めちゃくちゃ
ちっちゃい声だったけど

確かに
そう言ったんだ



ライキさんと


って。







車に乗ってなかったら
ユウリの手を引いて
走りたい気分だった

もしも
ユウリが
もっと大人な女なら

その場で

ミキみたいに

路ちゅー
しそうなくらい



俺のテンションは
上がった




「だよな~~~

俺といると
楽しいだろ?

ユウリ」




「(笑)はい」




めっちゃ
うれしい

なんだ?これ




「じゃあ

軽く食うか?

なにがいい?

甘いものがいいのか?


流行りの
パンケーキとか
連れてってやろうか?」




俺は
一気に饒舌になった




「はいっ





あ、でも・・・」





「ん?」





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