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従わない奴隷

第13章 俺の心とユウリの心

それから俺は

レイコへの答えを
グルグルと考える日々を
強いられた



玉砕してもいい


ユウリを
愛せる権利を
もらえるなら


確率が低くても
お前がいないと
寂しい


と、言いたい



と思う
そんな俺と




愛なんて
そんなものは
いらない


そんなものがあるから




辛い思いをする




ユウリに触れず
愛するなんてこと
しなければ



このまま

ずっと



ユウリの側に
いられる







と思ってしまう

俺が


いた。








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