 
従わない奴隷
第13章 俺の心とユウリの心
「さ、話は終わりね?」
「あ、あぁ」
「泊まってく?」
「い、いや
帰るよ」
「ふ~~ん」
「なんだよ」
「お礼、してくれない?」
「お礼?」
「話、聞いてあげたじゃない
お礼、してよ」
「何すればいいんだよ」
「キスして」
「はぁ?」
「ほっぺとか
おでことかじゃないわよ?
最近旦那に会ってなくてさ
ご無沙汰なの
せめて
濡れるような
キス
してよ、ライキ」
「・・・・・」
背もたれに
もたれていたレイコが
後ろから
俺に抱きついてきた
いやらしく
俺の胸をまさぐり
だんだんと
顔を近づけてきた
「あたしに
恥、かかせないでね?
ライキ・・・」
レイコ・・
 
 作品トップ
作品トップ 目次
目次 作者トップ
作者トップ レビューを見る
レビューを見る ファンになる
ファンになる 本棚へ入れる
本棚へ入れる 拍手する
拍手する 友達に教える
友達に教える