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従わない奴隷

第18章 ユウリと唇


「ちょっと・・

・・・疲れたな(苦笑)」





ライキさんの声が

カラダに
伝わる






「・・・はい」






「お茶・・

冷めちゃったな(笑)」







「入れなおします」







「あぁ・・」






離れたくない

でも



お茶、入れなきゃ






「あ、あの・・ライキさん・・」








「ん?・・

・・・うん

分かってる



ごめん



気持ち良すぎて


ユウリを
はなせねぇ(苦笑)」






私も・・・







「せーの

・・・だな?」





クスッ





「はい」








「いくぞ?


せーのっ!」








2人同時に
カラダをはなし

顔を見合わせた







恥ずかしくて


死にそうになった







抱きしめられてたら

落ち着いてたのに





はなれると

恥ずかしくて

心臓が

バクバクと音をたてた。





私は

急いで

湯呑をもって







逃げるように

台所へと移動し





大きく息を吸った









やだ



どうしよう








今までより

緊張しちゃう





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