テキストサイズ

従わない奴隷

第18章 ユウリと唇

熱いのに
急いで飲もうとする
ライキさんを見るのが


好き



いつもの
場所で



あぐらをかいて



テーブルに
肘をついて



お茶を飲む



その姿も



好き





「ユウリ、お茶飲んだら

一回寝た方がいい

夜、眠れなく
なっちまうぞ?」





「あ・・はい・・」




寝たら

ライキさん
帰っちゃうの?




「俺も
ちょっと寝るわ

昼の仕事は
サボっちまったけど

夜は
仕事いかなきゃな~~」





そ、そうよね・・・

ライキさんを
眠らせて
あげなくちゃ・・


寂しいけど





「やっべ(笑)

風呂入ってね~~~


ごめんな

いっぱい
ぎゅ~~って
したのにな(笑)


風呂
入ってなかったよ、俺」





そんなの

気にしてないから






「大丈夫」





「ありがとな」




そう言って

私に手を伸ばし


ライキさんが
頭を
なぜてくれた



すごく







うれしい







「あの・・・」






「ん?」






「お風呂・・・」






「風呂?」









「よかったら



ど・・・どうぞ・・」


ストーリーメニュー

TOPTOPへ