従わない奴隷
第19章 俺の部屋
ふ~・・・
俺は
一人で
いつものように
ソファーにどかりと
腰をかけた
背もたれに
もたれかかり
天井を仰ぐ
寝不足と
掃除で疲れたのか
ちょっと・・・眠い
このまま
目を閉じたら
マジで
寝てしまいそうだった
「お待たせしました」
その時
ユウリが
コーヒーを運んできた
「おう
さんきゅーなっ」
急いで
ソファーの片側に寄って
俺はユウリのスペースを
あけた
「疲れて・・・ますか?」
「平気」
「ほんと?」
「気にすんなよ
ほんとに平気だから」
「・・・はい」
ちょっと
心配そうな顔をするユウリに
俺は白い歯をみせて
笑ってみせた
「乾杯」
「はい(笑)かんぱい」
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