 
従わない奴隷
第5章 20歳、女・・?
「あっ、す、すみません
僕・・・
見えないので
目が見えないので
申し訳ありません」
「は?」
「僕は目が見えないんです
それで
視線を合わせるのが
苦手・・と言うか
すみません
できないんです
不快な思いさせて
申し訳ないのですが・・」
あ・・・
そういえば・・・
玄関に白い杖が・・あった
この部屋以外は
妙に暗かった
マジ・・か?
「そ、そうか・・
わかった
んじゃ、それは・・いいよ。
そんで?
誰が俺を雇ったんだ?」
「僕・・・です」
「マサコか?」
「いえ・・マサトです・・」
「(笑)偽名でマサコか?」
「・・はい」
「もうちょっと
ひねれよなぁ(笑)
で?
俺はこの女の子と
エッチすればいーのか?
目がみえないんじゃ
それ見て
喜ぶ性癖でも
ないしなぁ・・・・
なんで
俺を雇ったんだ?
マサト」
最初イラついた
俺だったけど
マサトが目が不自由なことと
2人の真剣な様子を見て
俺は
話を聞いてみることにした
 
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