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僕は絵しか描けない

第13章 詩子の日記

○月×日

キャンプの日。

朝は乗り気じゃなかった感じのクロも夜になると楽しそうにしていた。

昼間は私が余計なこと言ってクロを怒らせちゃったけど機嫌も直ってよかった。

それよりもその夜はもっとすごい展開になった。

ひなたらカップルと私たちが別々のコテージに入ってから漫画の製作を開始した。

私がシャワー浴びてから戻ってもクロの奴全然書いてなかった。

書かないでジーっとひなたらのコテージの窓見てるの。

そりゃまあ、気になるよね……

好きな女が彼氏と二人でコテージで過ごしてるんだもん。

だから私はわざとブラを外してTシャツ一枚で戻ってやった。

作戦は成功みたいで私の乳首らへんをガン見してんの。
分かりやすい奴……

好きでもない女でも男ってやっぱり胸とか見ちゃうんだね。

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