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僕は絵しか描けない

第2章 個性的な部活動

サブカルチャー研究会の部員たちは正直あまり関わりたい類いの人種はいなかった。

不思議なオブジェを作るものやパソコンで楽曲を打ち込んでるものやアクセサリーを作るものなどがいたが、みな個性が強すぎるような格好をしていた。

まだ詩子さんがましな方に見えてしまう。

「じゃあまずはネームを見せてよ」

僕は作画担当として当たり前のことを頼んだ。

しかし詩子さんはいつもの威勢もどこへやらモジモジとしてネームを出さない。

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