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僕は絵しか描けない

第14章 エピローグ、またはプロローグの終わり

僕は絵しか描けない。


だから絵を描く。


原作は詩子さんの残してくれたから問題ない。


僕と詩子さんは漫画家になるんだ。


それが詩子さんの夢であり、僕の夢だから。


詩子さんに見せることの出来なかった『デジタル式温州みかん』の原稿はGANGの編集者、安達さんに送った。

安達さんは完成度に驚いてすぐに会議にかけてくれたらしい。

うまくいけば連載も決まるらしいよ、詩子さん。

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