テキストサイズ

僕の好きな人は…

第1章 僕

「お母さん、お父さん今までありがとう」
僕は、そう言って家を出た
ほんとは、お母さんもお父さんも居ないのに…。

僕は、茜。
物心着いたときには、僕には、親が居なかった…。
代わりにいたのは、僕の言葉に反応する人形と、小さな猫だけ…。

でも、明日からは、大学に入って心理学の勉強するんだ♪
頑張ろう…。

「ふぅ…」
息を整えて、家を出た

ストーリーメニュー

TOPTOPへ