テキストサイズ

君がいる。

第6章 転んでも。


〜文哉side〜

「あのね、フミくん。」

「ん?」

「転んだってまた立ち上がれば

イイんだよね?

転ぶのは怖くないよね?」

「もちろん。

翔夏ならきっと立ち上がれるよ。」


怖いんだ…。

こんな小さい体で恐怖と

闘っているんだ…。


守ってやりたい。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ