青春の甘いHなラブストーリー[短編集]
第1章 帰り道**
「んちゅ、」
また、キス…
坂井君の唇の熱が伝わってくる。
「ハァッ」
唇が、はなれた。そう思うと、今度は舌を入れてくる。
「ん、んんん、ハァ、ハァ、ンチュ」
いやらしい音が響く。
私も舌を動かして、坂井君の舌に絡ませる。
「ン、ンンン、チュ」
ハアッ
「気持ちかった?」
唇をはなして、坂井君が聞いてくる。もう、さっきまでの無邪気な笑顔はなくて、真剣な、男の子の顔。
こんなに激しいキス…というか、キスさえ初めて。でも、キスって、想像以上に気持ち良くて、、私は自然にうなずいてた。