
君と僕とでイマヲツクル
第3章 俺たち
「いや、まてよ。でも、俺も中1じゃあはやいと思うぜ?」
「んだんだ」
「…………」
「そんで、腫れてるほっぺと逆の方の傷はどうしたんだよ?」
「その後なんだよ、これまた。次の日、いわゆる今日ってやつだ、アイツがオレのクラス訪ねて来たんだ」
「あぁ、きてたな」
「んで廊下つれてかれてこう言ったんだ。『私なりによく考えてみたんだけど、昨日のアレは、本田くんなりの愛情表現だったのかな、って。私、嫌がっちゃったんだけど、今ならいい気がするの。だからさ…今日放課後、また、うちこない?』ってな」
「「………」」
「そんで、オレは考えた。よし!ってな。しかしだ!アイツがキスしようとしてきた時に拒んだんだよ、反射的に。そんで、これだ。さいてーとか喚いて帰ってった」
「お前は、女を怒らすのがうまいなぁ…」
「……ありがとよ、タツキ…」
「んだんだ」
「…………」
「そんで、腫れてるほっぺと逆の方の傷はどうしたんだよ?」
「その後なんだよ、これまた。次の日、いわゆる今日ってやつだ、アイツがオレのクラス訪ねて来たんだ」
「あぁ、きてたな」
「んで廊下つれてかれてこう言ったんだ。『私なりによく考えてみたんだけど、昨日のアレは、本田くんなりの愛情表現だったのかな、って。私、嫌がっちゃったんだけど、今ならいい気がするの。だからさ…今日放課後、また、うちこない?』ってな」
「「………」」
「そんで、オレは考えた。よし!ってな。しかしだ!アイツがキスしようとしてきた時に拒んだんだよ、反射的に。そんで、これだ。さいてーとか喚いて帰ってった」
「お前は、女を怒らすのがうまいなぁ…」
「……ありがとよ、タツキ…」
