テキストサイズ

君と僕とでイマヲツクル

第4章 それでも構わなかった

彼は誰にでも優しくて

私にも優しくて

いつも話がもりあがった

小学5年生の頃、おそるおそる好きな人をきいてみたことがある

遠回しに私だと彼は言った

その一言がうれしくて、信じられなくて

心から喜んだ

でも、私の通っていた小学校はつきあうとかそういうのが全くなかった

だから中学生になるのが待ち遠しかった

ストーリーメニュー

TOPTOPへ