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パンプスをはいた女の子

第1章 あなたの事を書きたいです

「あー、急にゴメンねー。唐突なんだけどー、俺さー、そのー、ちょっと前から鈴木さんの事がきになっててぇー…おとなしくてかわいいっていうか、他の女子と違って女子力あるし…だからさー、俺とつきあってくれる?」

私は恥ずかしくて、何もいわないまま逃げてしまった
教室に戻った私の顔は真っ赤でみんなにまるわかりだったのだろう

「おー!!鈴木サンおめでとー!!」
「ヒューヒュー!」
「え?なになにー?なにがあったのー?」

こうして、私は何もしていないのに彼とつきあうことになってしまった
正直、私は彼の事が特に好きなわけでもなかった
私は後日、丁寧に彼に謝った

しかし、彼に思いをよせていた女子が私の態度にキレ、呼び出しをくらうことになったのだった

そんな私をたすけてくれたのが絢香

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