強制恋愛
第2章 *02*新しい出会い
チャイムがなっても私は教室にはいかなかった
頭が混乱してて授業なんか受けられない
屋上に寝転がって真っ青な空を見つめていた
…………………………………
奈「…きっ…さき…さきっ…」
重いまぶたをあけると心配そうな顔で私をみつめる奈美がいた
それと同時に消毒液の香りがすることに気づいた
ここは…保健室?
奈「沙紀⁈…よ…良かったぁ…」
「あれ…私屋上に…」
奈「沙紀、1時間くらい前に保健室に運ばれてきたみたいだよ? 保健室の先生は極度の寝不足のせいじゃないかって」
「え?わたし…」
奈「屋上でうなされてた沙紀をみつけて保健室までおんぶして連れてきてくれたみたい…誰が連れてきてくれたと思う?」
奈美は苦笑いをしながら私をみつめた
「だれ?」
奈「櫻木蓮だよ あの櫻木蓮!!!」
私はその名前を聞いて飛び起きた