強制恋愛
第10章 *10*裏切り
再びドキドキと鳴りだす心臓
私……
その時
ガラッと音がして私は急いでベットに潜り込んだ
保健室の先生かな…
サボってるのばれちゃう…!
「沙紀⁉︎」
え………櫻木先輩?
もしかして探してくれてたの……!?
「あの………」
布団から少し顔をだすと、櫻木先輩は私をみて安心したような顔をした
「沙紀…ごめん」
櫻木先輩は頭を深く下げた
「…」
「さっきのこと冗談じゃないんだ」
櫻木先輩は頭を下げたまま話をつづけた
「沙紀のこと………」
「やめて‼︎‼︎」
私は思わず櫻木先輩の言葉を遮った
今櫻木先輩にもし好きって言われたら…
私は櫻木先輩に抵抗できない…受け入れてしまう…