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強制恋愛

第10章 *10*裏切り



「…ねぇ…ここどこだかわかってる?」


「ぇ…」


私は突然の質問に驚き、目を見開いた


「ここじゃいつ先生が来るかわからないでしょ」


あ、そっか…ここ保健室だった…!


「…じゃぁ…私…授業戻りま…⁈」


私が言い終わるか終わらないかのときに櫻木先輩が私の頬に手を添えた


「だからって授業に戻すわけないでしょ?」


そう言うと私をふわっと抱き上げてお姫様だっこをした


「え///ちょっ!やめて///」


「静かにしないと先生来ちゃうよ?」


櫻木先輩はにやっと笑って私を抱き上げたまま保健室をでた

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