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強制恋愛

第11章 *11*揺れる心




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教室に入り席につくと奈美がものすごい速さで駆け寄ってきた


「沙紀!沙紀!」


「あ、奈美」


奈美は私の背中をばんばんと叩いた


「で、どうだったの!!」


目をキラキラさせながら聞いてくる


「あのね…奈美…」


「うん!」


「私これからどうすればいいんだろ…」


「へ?なにが?」


「悠希のこと…」


奈美はぽかーんとしていたがすぐにはっとした


「…好きになっちゃったの?…櫻木先輩のこと」


私は素直に頷いた


「そっかぁ…」


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