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強制恋愛

第11章 *11*揺れる心




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放課後、奈美と2人でファストフード店に来ていた


『なにがあっても俺が沙紀を守るから』


その言葉を思い出し思わず顔が火照る


「沙紀!なにニヤニヤしてんの!」


「教えなーい」


私がふふっと笑うと奈美はふくれっ面でポテトを頬ばっていた


「ねぇ」


奈美は手招きをし、わたしは奈美のほうに耳を傾けた


「ん?」


「ぶっちゃけ櫻木先輩とどこまでしたの?」


ぶはっ


私は思わずジュースを吹き出しそうになったのを慌てて抑えた


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