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強制恋愛

第12章 *12*涙



家に帰ると門の前に人影が見えた


誰だろう…


その影は私を見つけたのかこちらに歩いてきた



「あ…」



『沙紀』


そこには久しぶりに会う悠希がいた


わたしが帰ってくるの待っててくれたのかな


『今日学校無かったの?』


私服だったわたしを不思議そうに見つめる


学校休んで蓮の看病をしてしかもエッチまでして…それで学校を休みました…なんて言えるはずが無かった


「仲良しの友達が風邪引いちゃって…その看病してたの!」


『そうだったんだ…優しいね』


悠希はにこっと笑った



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