テキストサイズ

強制恋愛

第12章 *12*涙





「蓮…!」


蓮に駆け寄ってぎゅっと抱きしめた


『沙紀』


え?


なんで……


私を抱きしめてくれないの?


いつもなら背中に腕を回し、ぎゅっと抱き寄せてくれるのに……


『沙紀に話さなきゃいけないことがあるんだ』


「…?」


『今までのこと、全部忘れて』


「……どうゆう…こと…」










『俺は沙紀のこと好きなんかじゃない、玲奈が好きなんだ』





ストーリーメニュー

TOPTOPへ