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強制恋愛

第13章 *13*決心




『なにが沙紀にとって1番いいか…考えて?…1週間後にまた返事もらいにくる』


悠希はわたしから離れて服の袖で涙を拭い、作り笑いをうかべた


その笑顔にズキズキと心が痛む


わたしとってなにが1番か……


ふとさっき見た夢を思い出した


あの真っ暗な洞窟から出口へ私を導いてくれたのは……


悠希だった




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