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強制恋愛

第18章 *18*偶然…?





悠希くんに背を向けてテーブルに置いてある雑誌を手に取った



でももちろん内容に集中できるわけなく、悠希くんの着替える音にドキドキ…



さっきはドキドキに蓋をするって決めたのに…



『あの…』



「は、はい!」



『これどうすれば…』



「これとは…」



『こっち向いてもらって大丈夫です』



悠希くんのほうを向くとつんつるてんのエプロンをつけていた


その姿に思わず吹き出す



「ぷっ、あははは!」



『笑わないで助けてください…』



このエプロンは肩についてる金具で紐の長さを調節をするんだけど…きっとそれがわからないんだよね



「ちょっと待っててください」



わたしは悠希くんの隣に立ち紐を調節をする



…めちゃくちゃ細いのに意外と筋肉質……



あ!だめだこんなこと考えちゃ!



わたしは紐の調節に集中しなくちゃ…


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