強制恋愛
第18章 *18*偶然…?
《お疲れ様でしたー!!》
ドアの外から大きな声がきこえた
嘘!?もう閉店時間!?
時計に目をやるとただいまの時刻は20時30分
もうこんな時間!?
わたしどんだけ寝てたのよ!
《失礼しま〜す…》
みなさんがニヤニヤしながら入ってきた
もう…そんなんじゃないのに!
《あ!早野くんエプロン着たのね!似合う〜!》
みんな大盛り上がりで拍手までしている
『このエプロン着るの難しくて、奈美ちゃんに手伝ってもらっちゃいました』
そう言って悠希くんはにっこりと微笑む
するとみんなしーーーんとなった
《エプロン着るの奈美ちゃんに手伝ってもらった…?》
そしてさっきの10倍くらい大盛り上がりでみんな拍手をしている
厨房にいるスタッフの人までなんの騒ぎだと顔を覗かせていた