テキストサイズ

強制恋愛

第20章 *20*動き出す気持ち




ドンドンッドンドンッ



《沙紀!沙紀!いるの?》



急に保健室のドアが激しくノックされた



『奈美…?』



《大丈夫!?開けて!》



沙紀は涙を手の甲でぬぐいながらドアの鍵を開けた



《沙紀!なんで鍵…ってゆうかなんで泣いて…》



奈美ちゃんは沙紀を心配そうに見つめていたが俺を見つけると血相を変えて睨みつけてきた



《…櫻木先輩が沙紀になにかして泣かせたんですか?》



ストーリーメニュー

TOPTOPへ