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『親友の沙紀の彼氏』

『沙紀を一途に思うとっっっっても優しい人』


これがアルバイト先である従姉妹のお姉ちゃんか経営しているカフェテリアで出会う前の早野悠希くんの印象である(初耳だよっという方は18章偶然…？をご覧ください)


そして同僚になり…悠希くんが『親友の彼氏』では無くなった今…


悠希くんラブが止まりませんっっ！


【奈美ちゃーん！もう閉店の時間よ！】


「あっ！はぁい！」


同僚のおばさんに声をかけられて我に返る


「あ……」


わたしが片付けようとしていた食器を悠希くんがさっと持ってくれた


『奈美ちゃん疲れてるみたいだし…俺がやっておくから！』


悠希くんは満面の笑みをこちらに向ける


素敵すぎるその笑顔に少しフラつく


「…い、いいの？」


『うん、こっちは大丈夫だから、帰り支度しな』


「ありがとう！///」


あぁ…神様…この人が天使ですか…？