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強制恋愛

第29章 *番外編*最悪で最高のクリスマス〜蓮×沙紀〜



『……熱上がるからだめ』


蓮は席を立ってキッチンに向かった


たしかに“好き”とか言われたら熱上がるかも……


『これ…食べれる?』


…おかゆ?


『家で作ってきたやつ温め直したからほかほかだよ?』


…手料理!?


あの学校中の女の子から好かれていた超モテモテの櫻木蓮の手料理!?


「…もっ、もったいない…食べれないよ…飾りたい…」


『飾る!?何言ってんだよ!』


蓮は爆笑しながらおかゆをスプーンですくいふーふーと冷ましてからわたしの口元に差し出した


『あーんは?』


「//////」


口を開けると蓮が食べさせてくれる


「……美味しい!!」


『当たり前だろ』


蓮は得意げに笑った


レストランで食事するよりも…蓮におかゆ食べさせてもらうほうが幸せかも///

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