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強制恋愛

第30章 *番外編*サプライズクリスマス〜悠希×奈美〜



「すごーい!悠希くん!はやくー!」


神秘的な青い光を纏った街路樹が見えないくらい奥まで続いている


まるでトンネルみたい…


悠希くんの手を引いてぐんぐん進むと“トンネル”の入り口についた


『すごいね…』


悠希くんは口を開けて街路樹を見上げていた


その横顔もかっこいい……


『…………奈美ちゃん』


「ん?」


『今日、夜遅くまで大丈夫?』


「…えっ」


よ、夜遅くまでって…もしかしてもしかして…


お泊まり!?


心の準備はしてたけど…今日…悠希くんと…


「きゃあああやっぱり無理っ//////」


『えっ!?夜…だめ?』


「あ…えっと…」


わたし…よく考えて…大好きな悠希くんを独り占めできるんだよ?


キスも…付き合い始めた日にしただけで…それから何もなかったし…


今日は恋人たちが愛し合うクリスマスな訳で…


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